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陸・海軍礼式歌
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作詞 落合直文

一日二日は晴れたれど
三日四日五日は雨に風
道の悪しさに乗る駒も
踏み煩いぬ野路山路

雪こそ降らぬ冴えかかる
嵐やいかに寒からん
氷こそ張れこの朝
霜こそ起けれこの夕べ

ドイツの国も過ぎ行きて
ロシアの境に入りにしが
寒さはいよよ勝りつつ
降らぬ日も無し雪霰

寂しき里に出でたれば
ここはいずこと訊ねしに
聞くも哀れやその昔
亡ぼされるポーランド

かしこに見ゆる城の跡
ここに残れる石の垣
照らす夕陽は色寒く
飛ぶも寂しやしゃこの影

栄枯盛衰世のならい
その理は知れれども
かくまで荒るる物としも
誰かは知らん夢にだに

存亡興廃世のならい
その理を疑わん
人は一度来ても見よ
哀れ儚きこの所

咲きて栄し古の
色よ匂いよ今いずこ
花の都のその春も
真一時の夢にして
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無題
少年の頃先輩、友等と歌った思い出深い歌です。80歳になった今でも当時をしのび歌っています。
NONAME 2010/12/17(Fri) 編集
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