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陸・海軍礼式歌
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作詞 勝承夫
作曲 須摩洋朔

ぐんと踏めぐんと踏めぐんと踏めば
勇む銀輪この軽さ
胸に嬉しや微風受けて
越える赤道熱砂の道よ

ぐんと踏めぐんと踏めぐんと踏めば
山の敵から弾丸が来る
目指す都に行き着く迄は
無事でいてくれ大事な銀輪

ぐんと踏めぐんと踏めぐんと踏めば
鳥も鳴く鳴くゴム林
車担いで敵前渡河の
今日の戦の苦労も消える

ぐんと踏めぐんと踏めぐんと踏めば
弾む銀輪気が弾む
明日は入城日の丸着けて
急ぐおいらは自転車部隊
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作詞 梅木三郎
作曲 高木東六

藍より蒼き大空に 大空に
たちまち開く百千の
真白き薔薇の花模様
見よ落下傘空に降り
見よ落下傘空を征く
見よ落下傘空を征く

世紀の花よ落下傘 落下傘
その純白に赤き血を
捧げて悔いぬ奇襲隊
この青空も敵の空
この山河も敵の陣
この山河も敵の陣

敵撃砕と舞降る 舞降る
眦高きつわものの
いずくか見ゆる幼顔
ああ純白の花負いて
ああ青雲に花負いて
ああ青雲に花負いて

讃えよ空の神兵を 神兵を
肉弾粉と砕くとも
撃ちてし止まぬ大和魂
我が丈夫は天降る
我が皇軍は天降る
我が皇軍は天降る
作詞 佐藤惣之助
作曲 古関裕而

今こそ撃てと宣戦の
大詔に勇むつわものが
火蓋を切って押し渡る
時十二月その八日

マレーに続くルソン島
快速部隊の進撃に
鉄より固き香港も
我が肉弾に砕けたり

春真先に大マニラ
陥して更にボルネオも
迅速のごとき勢いに
靡くジャングル椰子の浜

黒いスコール火の嵐
戦軍も唸る赤道下
道なき路をひた押しに
炎と進む鉄兜

六十余日の追撃に
白梅薫る紀元節
シンガポールを打ち陥し
大建設の日の御旗

南十字の空高く
桜とまごう落下傘
若木の花の精鋭が
手柄は薫れパレンバン

ビルマも何ぞ濠州も
我が皇軍の征くところ
電波は躍る勝鬨に
朝日輝く大東亜
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