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陸・海軍礼式歌
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作詩 サトウハチロー  
作曲 服部良一

馬車が行く行く夕風に
青い柳に囁いて
愛しこの身はどこまでも
決めた心は変わりゃせぬ

暗いランプの灯の影で
便り書くのも懐かしや
愛し返事は何とする
母も行くよと来るかしら

驢馬の鳴くのに起こされて
窓を開ければ朝の星
愛しあの星あの瞳
今日の占い何と出る

夢で見た見たいつかの夜
夢で話したその人は
骨も命もこの土地に
皆埋めよと笑い顔
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作詞 横山隆一
作曲 服部良一

来たよ来た来た回覧板
隣の坊やの足の音
頭を撫でて御苦労さん
互いに見交わす笑い顔

今日は木戸から回覧板
八百屋の小父さん持って来た
ついでに置いてく薩摩芋
ふかせば嬉しい昼が来る

誰が書いたか回覧板
馴染みも深い筆の癖
炭の配給しますよと
読めば心も温まる

夢に見た見た回覧板
回るよ回る一回り
捺した認めを眺むれば
近所のお顔が皆浮かぶ

来れば皆読む回覧板
読んでは固まる隣組
町も都も村々も
心合わせて進んでく
作詞 佐藤惣之助
作曲 竹岡信幸

男なりゃこそ五千尺空の
雲の上から地上を覗け
島の緑も懐かしい
そこにゃ故郷も母もある

雲の船かよ空征く戦車
一瀉千里に大空翔けて
何の大陸まだ狭い
雨や嵐の上を飛ぶ

空の兵士は精神もでかい
でかい筈だよ大空暮らし
落とす爆弾敵の中
いざという時ゃ体当り

亜細亜大空僕等の住居
いつも上から地上を護る
西の黒雲南風
翼一杯吹き晴らせ
作詞 佐藤惣之助
作曲 竹岡信幸

現地の友よ戦友よ
皆元気でやっとるか
弾丸に傷付き帰還された
僕も治って故郷に
今じゃ銃後の御奉公

心配するな内地では
街に溢れる愛国歌
隣近所の親切に
君の坊やも奥さんも
無事で手柄を待っとるよ

昨日も街で会った時
君の健気な奥さんは
僕の失くした片腕を
じっと見つめてはらはらと
泣いてお礼を言われたぞ

三年四年かかるとも
勝たにゃならぬと皆して
モンペ鉢巻七分搗
共に献金貯金する
見せてやりたい心意気

戦地へ二度と征かれない
僕の口惜しいこの負傷
いつも君等を羨んで
武運長久祈るから
僕の分までやってくれ
作詞 高橋掬太郎
作曲 明本京静

後を頼むと手を握り
門出の朝のあの言葉
忘りゃしませぬ引き受けました
可愛い坊やも姑様も

月の影踏むお百度も
心は通う支那の空
無事で元気で御国の為に
立てて下さいお手柄を

ニュース映画の行軍に
父さん万歳万歳と
叫ぶ坊やを抱き締めながら
ほろり涙の泣き笑い

どこで散ろうと大君に
捧げた身なら泣きませぬ
今度逢うのは九段の上と
決めておりますこの覚悟
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