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陸・海軍礼式歌
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作詞 神代猛男
作曲 佐藤清吉

澎湃寄する海原の
大波砕け散るところ
常磐の松の緑濃き
秀麗の国秋津州
有史悠々数千載
皇謨仰げばいや高し

玲瓏聳ゆる東海の
芙蓉の嶺を仰ぎては
神州男児の熱血に
我が胸更に躍るかな
ああ光栄の国柱
護らで止まじ身を捨てて

古鷹山下水清く
松籟の音冴ゆるとき
明け離れ行く能美島の
影紫に霞む時
進取尚武の旗上げて
送り迎えん四つの年

短艇海に浮かべては
鉄腕櫂も撓むかな
銃剣執りて下り立てば
軍容粛々声もなし
いざ蓋世の気を負いて
不抜の意気を鍛わばや

見よ西欧に咲き誇る
文化の影に憂い有り
太平洋を顧り見よ
東亜の空に雲暗し
今にして我勉めずば
護国の任を誰か負う

ああ江田島の健男児
時到りなば雲喚びて
天翔け行かん蛟龍の
地に潜むにも似たるかな
斃れて後に止まんとは
我が真心の叫びなれ
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作詞 寺西多美弥
作曲 陸軍戸山学校軍楽隊

太平洋の波の上
昇る朝日に照り映えて
天そそり立つ富士ヶ峰の
永久に揺がぬ大八洲
君の御楯と選ばれて
集まり学ぶ身の幸よ

誉も高き楠の
深き香りを慕いつつ
鋭心磨く我等には
見るも勇まし春度に
赤き心に咲き出ずる
市ヶ谷台の若桜

隙ゆく駒の弛み無く
文武の道に勤しめば
土さえ裂くる夏の日も
手握る筆に花開き
星闌干の霜の朝
振るう剣に竜躍る

戸山代々木の野嵐に
武を練る声も勇ましく
露営の夢を結びては
身を習志野の草枕
水路遥けき館山に
抜き手翡翠の鮮やかさ 

学びの海の幾千尋
分け入る底は深くとも
立てし心の撓みなく
努め励みて進みなば
竜の顎の玉をさえ
いかで取り得ぬ事やある

思えば畏こ年毎に
行幸ましつる大君の
玉歩の跡も度繁く
賤に交じりて皇子の
学びまししも我が庭ぞ
(今も親しくおはします)
実に光栄の極みかな

いざや奮いて登らばや
困苦の岩根踏みさくみ
理想の嶺に意気高く
鍛え鍛ふる鉄脚の
歩毎聞かずや誠心を
国に捧ぐる其の響

ああ山行かば草生すも
ああ海行かば水漬くとも
など顧みんこの屍
我等を股肱とのたまいて
慈しみます大君の
深き仁慈を仰ぎては
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