忍者ブログ
陸・海軍礼式歌
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

作詞 後藤紫雲
作曲 宮島啓二

流れ流れて落ち行く先は
北はシベリア南はジャバよ
いずこの土地を墓所と定めん
いずこの土地の土と終わらん

昨日は東今日は西と
流浪の旅はいつまで続く
果て無き海の沖の中なる
島にでも良し永住の地欲し

思えば哀れ十八の春に
親の御胸を離れて来てより
過ぎ来し方を思いて我は
遠き故郷の御空ぞ恋し
PR
俺も行くから君も行け 
狭い日本にゃ住み飽いた
海の彼方にゃ支那がある 
支那にゃ四億の民が待つ

俺に父無く母も無く 
別れを惜しむ者も無し
ただいたわしの恋人や 
夢に姿を辿るのみ

国を出た時ゃ玉の肌
今じゃ槍傷刀傷
これぞ誠の男子じゃと
微笑む面に針の髭

長白山の朝風に
剣を翳してふし見れば
北満州の大平野
俺の住まいにゃまだ狭い

御国を去って十余年
今じゃ満州の大馬賊
亜細亜高嶺の繁間より
繰り出す手下が五千人

今日吉林の城外に
駒の蹄を忍ばせて
明日は襲わん奉天府
長髪風に靡かせて

さっとひらめく電光に
今日の獲物か五万両
繰り出す槍の穂先より
荘竜血を吐く黒龍江

銀月高く空晴るる
ゴビの砂漠にゃ草枕
HOME
ブログ内検索
カテゴリー
忍者ブログ // [PR]

template ゆきぱんだ  //  Copyright: 陸・海軍礼式歌 All Rights Reserved