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陸・海軍礼式歌
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柴野為亥知 山田栄一


彼方に黒き砲塁や
此方に白き長江の
姿も今は眠りてか
身をば露営の仮枕
まどろむ夢は故郷へ
想いを乗せて今ぞ行く

彼方に高き山や丘
此方に深き谷や川
絶えて久しき外征に
我が家の状やいかならん

父よ我今帰りたり
母よ我今帰りたり
互いに顔を見合わせば
言葉も無くて胸迫る

忽ち響く喇叭の音
耳に轟く砲声や
銃執り立てば塹壕に
消えて跡なし夢哀れ

爆音殷々空覆い
敵弾炸裂地を砕く
見よ敵軍は壊滅ぞ
いざや揚げん勝鬨を
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作詞 町田敬二
作曲 石塚寛


国を挙ぞり迎え奉れ
燦たり聖駕に
桜花渡れし
麗らよ今日の日
ひつべし ぜんり
日満親和 いよいよ厚し
慶び溢るる日本のこの歌
供え奉れ 高らかにいざ

襟を正し迎え奉れ
凛たり英姿に
蘭花は薫れり 清らよ今日の日
ひつべし 友邦
清明 今日を皇謨 堅し
慶び溢るる日本のこの声
聞こえ奉れ 厳かにいざ

旗を翻し迎え奉れ
煌たり玉歩に
歴史は光れり 朗ら今日の日
ひつべし 聖邦
東洋平和 永久に楽し
慶び溢るる日本のこの胸
捧げ奉れ 輝かにいざ
作詞 西條八十
作曲 中山晋平


ここは北満大興の
白雪深き広野原
重き使命を身に負うて
進む三人の勇士あり
任務は難き斥候の
敵の陣地を探りつつ
雄々しく進む折柄に
俄に囲む支那の勢
古澤少尉は勇ましく
小銃執りて応戦し
火花を散らすその中に
声張り上げて叫ぶよう
逃れよ山田一等兵
急ぎ逃れてこの山を
我が連隊に報ずべし
我等はここに討死せん
拒む術無き上官の
命令なれば是非も無や
涙払いて一等兵
軍馬に鞭を当てたれど
雲霞の如き敵軍の
包囲の中に路も無く
真っ只中に乗り込んで
ここに先ずと薙ぎ立てる
されど衆寡は敵しかね
阿修羅の如き勇卒も
人力尽きて敵軍の
捕虜となるる口惜しさよ

捕虜と成りて長春の
昼なお暗き牢獄に
鋭き敵の訊問の
鞭を忍ぶ一等兵
我は日本の兵士なり
身は八つ裂きにさるるとも
いかでか敵に我が軍の
重き軍機を洩らさんや
牢獄の窓を洩る月に
別れし友を案じつつ
眠りもやらぬ真夜中に
扉を開く鍵の音
今こそ迫る銃殺と
覚悟の臍を固めつつ
戸口を見ればこはいかに
我朝鮮人の一看守
人目を忍ぶ風情にて
早く逃げよのその手振り
天の佑けと躍り立ち
走り出づるも夢心地
月さえ凍る長春の
冬の大地に落つる影
感謝の涙歓喜の
涙に抱く影二つ
折りも響く皇軍の
進軍喇叭のほりぼのと
内鮮融和の花開く
北満の野ぞ嬉しけれ
作詞 島田磬也
作曲 宮脇春夫

空翔ぶ鳥よ何を啼く
兵士共が夢の跡
過ぎし日露の戦いを
想えば胸に込み上げる
涙も熱き ああ爾霊山

名も無き花が旅人に
応えて揺れる古戦場
赤い夕陽に照らされて
第三軍の英霊も
眠るかここは ああ爾霊山

「私は只一介の観光バスの運転士であります。
だが日本人には変わりはありません。
皆さん思い出してください。
鉄血山を覆し山形ために改まり
我が乃木第三軍が悪戦苦闘して占領したこの山の激戦を!
生き残った兵士は打ち伏す戦友の屍を抱き上げ、
この山の頂上によじ登り
「おいッ戦友ッ、これを見よ、二〇三高地は占領したぞ!
お前の仇は立派に討ったゾ」
と閉じた両目を押し開き、銃を握り締めた両手を挙げさせて
「万歳万歳」と男泣きに叫んだと言う、
その感激はどんなであったでしょう。
時に明治三十七年十二月一日です」

万感共に額づけば
勲功は高し表忠塔
遥か見下ろす旅順港
祖国の為にますらおが
先史を飾る ああ爾霊山
作詞 柴野為亥知
作曲 江口夜詩

春の九段に咲く花は
大和男子の心意気
秋の宮居の紅葉葉は
勇士の血潮あらたかに
日の本飾る綾錦

春秋二季に畏くも
大御行幸給わりて
従い奉る尊さは
日の本一の大祭
日の本一の大祭

豊栄登る日の本の
武勇の神と祭られて
御垣の守り永久に
仕え奉らん英霊の
栄誉は何に例うべき

亜細亜の盟主日の本の
国の干城と誓いたる
ますら武夫の我等には
実に憧れの九段坂
英霊永久に誉れあれ
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