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陸・海軍礼式歌
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作詞 第十四旅団司令部
作曲 村越国保 



一番 大詔畏みて 盟邦の闇払うべく 昭和七年秋深く 兵馬三千海を越ゆ 

二番 目ざすは何処東辺の 緑林深く嘯ける 賊魁汝 唐聚伍 先ず軍神に贐けむ

三番 征衣繕うひまもなく 寒雲低き白樺や 大興安の嶺越えて 懸軍長駆賊を討つ

四番 敵は熱河ぞ沙帽山 廟嶺・凌原打ち破り 轍に呻く賊の群 追い撃て地(つち)の極みまで

五番 仰ぐ御陵威の旗風に 東亜の闇は今晴れぬ 友よ歌わん声高く 混成十四の健男児
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町田敬二(陸軍歩兵大尉) 江口夜詩

日露の役に名誉ある
戦死を遂げし父の子と
取り佩く太刀の束の間も
心の駒に靴をあて
文武の道に励みつつ
君軍人となりにけり

無情の風に母妹
さては妻さえ先立ちて
孤独となればしかすがに
運命の神に身を委ね
勅のまにまに鹿島を起つ
守備の勤めや公主領
満蒙の暴戻飽き足らず
治安の都会上海へ
不逞の毒牙蔓延らす
その名も憎し便衣隊
無法極まる排日に
上海居留の同胞や
我が帝国の権益を
蹂躙するとは何事ぞ
同胞の恥辱に耐え難し
余りあるべき暴虐に
眠れる獅子も今ぞ吼ゆ
義憤に燃えて奮い起つ
正義の我に力あり
いざや神州の意気見よと
勇む王師の陸戦隊
国威を永久に示すべく
七度生まれて戟を執る
忠節無双の将卒の
血潮尊しああ上海
柳條溝の夜は更けて
星影空に冴ゆる時
静寂を破る銃声は
我に仇なす敵の兵

天にも許さぬ暴虐を
忍びてここに幾年ぞ
霹靂一閃膺懲の
正義の秋水鞘を飛ぶ

東北軍の精鋭と
猛きを誇る四千の
敵の堅城南嶺を
攻むるは公陵守備の兵

二十重に囲む鉄壁は
破るに難く隙もなし
大隊長は高らかに
叫ぶ攻撃下知の声

獅子奮迅の前進に
白旗を揚げ欺きて
一斉射撃忽ちに
弾丸の霰を如何にせん

敵は団壁に身を潜め
我を眼下に狙い撃ち
覆うべき地物陰もなく
苦戦凄惨修羅の極み

哀れ鉄石ならぬ身の
血潮に咽ぶ臨終にも
しっかり頼むの一言を
残して最期を花と散る

戦い今やたけなわに
躍進攻撃緩みなく
打ち出す彼我の砲声は
天地も裂けるばかりなり

中隊長は突っ立ちて
壁を乗り越え突撃と
命令したる折も折
面に飛び来る手榴弾

よろめく足を踏ん張って
軍刀打ち振る一刹那
またも飛び来る砲弾に
無念やはったと斃れける

いざ突撃の雄叫びに
痛手も深き戦友は
紅に染む手に銃執りて
競いて突っ込む百余名

多勢を頼む敵兵も
肉弾相次ぐ猛襲に
いかで支えん今は早
算を乱して影もなし

戦い済んで声限り
満州野に叫ぶ勝鬨に
見よ南嶺の空高く
夕日に映る日の御旗

雲間を洩るる月寒く
物音絶えし戦場の
露置く草葉に打ち伏せる
斃れし戦友を抱き起こし

赤き心の一筋に
死なば共にと誓いしを
儚き別れにますらおの
征衣を潤す玉の露

哀れ万朶の山桜と咲く
有士の栄誉は永久に
昇る朝日に色添えて
東亜の空に薫るらん

河西新太郎 田村虎蔵


不詳



桜は匂う日東の
富士の高嶺をいざ越えて
希望羽ばたく朝ぼらけ
行けよ「神風」空遠く

銀翼燦と輝けば
遮る雲の影もなし
わが「神風」の行く所
常に天佑神助あり

爆音高く轟けば
鵬程一万五千キロ
起伏果てなき幾山河
湖は光草靡く

南方一路天翔けて
亜欧を結ぶ新記録
歓呼の中に颯爽と
響け世界に国産機

世紀の風の騒ぐ時
航空日本躍進の
使命は重し親善機
平和の戦士に栄光あれ
万歳万歳万々歳
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