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陸・海軍礼式歌
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作詞 久保田宵二
作曲 仁木他喜雄

月も凍るか北満の
旅の一夜の侘しさよ
燃えろペチカ燃えろよペチカ
燃えりゃほのぼの
胸に情けの灯が点る

雪のハイラル興安を
越えて広野の風が吹く
燃えろペチカ燃えろよペチカ
燃えりゃほのぼの
明日の楽しい夢が降る

枯れて悲しいアカシアよ
やがて芽が吹く花が吹く
燃えろペチカ燃えろよペチカ
燃えりゃほのぼの
空に緑の春が呼ぶ
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作詞 坂口淳
作曲 上原げんと

満州祭りはニャンニャン祭り
馬車で行きましょあの山へ
楊柳の糸が散りかかる
夢見るような春風に
芝居の銅鑼も流れ来る

満州娘のあの服は
紅と浅黄の花芥子よ
お嫁に行く日を楽しみに
小さい鏡買いながら
お山の女神に何祈る

祭りの広場は人の波
夜はランプも赤々と
杏の花が咲いたよに
可愛い瞳照らされて
かまぼこ馬車から芝居見る
作詞 坂口敦
作曲 三界稔

雨に打たれてアカシアの
花が零れる泥濘を
思い泥靴踏み締めて
進む緑の戦線よ

今日で十日も雨ばかり
いつになったら晴れるやら
馬も砲車も濡れ鼠
青い大空恋しいぞ

時化た乾パン齧りつつ
咽る水筒のラッパ飲み
君も吸えよと戦友が
くれた煙草も黴臭い

肩に食い込む背負嚢
揺すり上げてはまた進む
雨の広野の鉄兜
泥に塗れて黙々と
作詞 サトウハチロー
作曲 早乙女光

思い出すのは故郷に
帰るあの日の朝の海
疲れ果てたる我が胸に
吹いた優しの吹いた優しの春の風

思い出すのはあの時の
白いマストよ浮雲よ
たった一つのあの煙草
消えた煙の消えた煙の懐かしさ

思い出すのはアカシアの
愛し香りよあの花よ
赤い夕陽の照る町で
歌を歌った歌を歌った我が姿

思い出すのは大陸へ
またも行こうと決めた宵
星の光も喜びに
泣いて濡れてた泣いて濡れてたあの夜更け
作詞 若杉雄三郎
作曲 山田栄一

流れ流れて松花江越えて
明日はハルピン北の町
胡弓一つに思いを乗せて
旅の馬車よどこへ行く

娘盛りを踊り子衣装
泣いてくれるなエトランゼ
並木灯りに馬車を止めて
せめて一夜の旅の歌

夕日夕月流れの水も
旅は悲しや北の町
流れ流れて北国遥か
虹の故郷雲が行く
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