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陸・海軍礼式歌
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作詞 島田磐也
作曲 太田畔三郎

国に捧げた命ゆえ
じっと堪えるこの負傷
白衣に包む赤誠を
可愛い女房に見せてやろ

嬉し涙で今日からは
私ゃ貴方の松葉杖
名誉の負傷神かけて
きっと私は治します

思えばあの日の激戦に
不思議に命長らえた
ベッドの上で眼を閉じりゃ
夢は戦地を駆け巡る

たとえ負傷はなされても
燃ゆる心は赤十字
貴方の側で看護する
妻も肩身が広いもの

何のこれしきこの傷が
君のお蔭で治ったら
再び起つぞ戦場へ
銃を執る日が待ち遠し
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作詞 南條歌美
作曲 毛利清美

雪は降る降る戎衣は濡れる
ここはソ満の国境
護れ皇国の生命線

何の辛かろ満蒙吹雪
胸に滾るは愛国の
燃ゆる至誠のこの血潮この血潮

今日も露営の仮寝と決めりゃ
寒い国境の空越えて
夢は坊やの枕元枕元

夢は破れて吹雪の進軍
胸を叩いて戦友と
にっこり笑って手を握る手を握る
作詞 田村和夫
作曲 大村能章

雪や吹雪に晒されて
ここ北満の空の果て
富士に別れも告げて来た
俺は国境警備兵

何の寒かろ冷たかろ
黒龍嵐肌を裂き
握る銃剣凍るとも
胸にゃ忠義の血が燃える

伊達にゃ死なぬぞ揺らぐ灯に
聞いた便り片仮名で
まだ手柄は父ちゃんと
泣けて来るよな筆の跡

今日も吹雪が歩哨線
任務は重い肩の雪
睨む敵空闇の夜に
何を騒ぐか盲目弾
作詞 佐伯孝夫
作曲 山田栄一

行けど行けど果てし無く
泥濘続く
黒馬よ辛かろこの悪路
明日は青草摘んでやろ
愛しの黒馬よ

馬と馬と兵隊
腹まで濡れる
黒馬よ頑張れ戦いだ
鬣撫でよか擦ろうか
愛しの黒馬よ

雨は雨は土砂降り
広野の道だ
眠気覚ましの弾の音
部落へ着いたら水もあろ
愛しの黒馬よ
作詞 坂本修三郎
作曲 毛利清美

霧も晴れ行く上海の
波止場離れりゃ潮風が
胸にそよりと吹いて来る
君と二人の楽しさも
ああ思い出の漢口航路

下るジャンクに乗る人も
赤い書房のクーニャンも
皆日の丸付けている
それも嬉しい懐かしい
ああ思い出の漢口航路

青い柳が水の面に
映る下関桟橋で
誰を待つやら待たすやら
紅のドレスが気にかかる
ああ思い出の漢口航路

月のデッキで燃ゆる瞳の
娘可愛いや君が代を
一人胡弓で弾いていた
リラの花咲く宵だった
ああ思い出の漢口航路

躍る白波躍る胸
明けて清かな朝風に
若い潮を弾ませて
船は行く行くまっしぐら
ああ思い出の漢口航路
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