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陸・海軍礼式歌
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作詞 中村伊佐治
作曲 上原げんと

紅い袂を脱ぎ捨てて
白衣に換えたあの日から
少女の胸の純情は
紅燃ゆる赤十字

花と散らぬが口惜しと
嘆く兵士の手を取って
仰げば野戦病院の
テントに青い月が出る

待てばまた来る春の日に
命捧げて散りませと
慰めながら夜更けて
轟く火筒遠く聞く

白い腕につわものの
命一つを抱き締めて
白衣に血潮染む度に
少女は強くなって行く
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作詞 梅木三郎
作曲 東辰三

真昼の陣営空高く
銃声遥か地平線
暫し昼寝の塹壕に
故郷で聞いた虫の声虫の声

行けども行けども大平原
草の実食ってなお進む
秋の日差しのまだ強く
鉄の兜は玉の汗玉の汗

木陰に馬を繋ぎ止め
どこの誰かは知らないが
嬉しい言葉の慰問文
今朝から三度読み返す読み返す

白木の箱の戦友を
胸に捧げて幾日ぞ
戦友よ聞いたかあの喇叭
今日も二人で進むのだ進むのだ
作詞 佐藤惣之助
作曲 上原げんと

紅の花興行列作り
支那の花嫁さん揺られて来るよ
高い城壁楊柳の影を
響くチャルメラ銅鑼も鳴る

可愛い黒髪三日月眉毛
支那の花嫁さん杏の花よ
花の灯篭がほのぼの揺れりゃ
赤い扇で顔隠す

点す客間に溢れるお客
支那の花嫁さんお人形さんよ
赤い服着て耳輪を下げて
庭の花火を見て笑う

胡弓も響く明るい夜
星さえ光る明るい夜
作詞 南條歌美
作曲 山下五朗

紅い夕陽に照らされて
広野を北に何百里
最前線に銃を執る
任務は重し警備兵

蒙古颪が何であろ
皇国に捧ぐこの体
胸には滾る愛国の
至誠に燃ゆるこの血潮

強き覚悟の眉を上げ
歩哨に立てば目も遥か
国境線の朝風に
靡くは君が日章旗

ここぞ男の死に所
戦闘帽は血に染もと
平和の光差すまでは
一歩も退かぬ大和魂
作詞 門田ゆたか
作曲 杉山長谷夫

狭霧に滲んで街に紅い灯が点れば
心に浮かぶは忘あっれぬクーニャンの瞳よ
你来々你来々蘭の花香る窓に
你来々你来々今日も訪れを待つよ

指折り数えりゃ青い星影は九つ
馬車は七度並木路に鈴の音を消したよ
你来々你来々頬にゃ数知れぬ涙
你来々你来々一人待ち侘びている

朧霞んだ月にすすり泣く胡弓の
調べも哀しく風に寄せて
你来々你来々黄金の耳飾り付けて
你来々你来々夢に見て待っているよ
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