陸・海軍礼式歌
陸・海軍礼式歌
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2024/11/25 (Mon)
胡弓の哀歌
作詞 美和郁郎
作曲 山田栄一
姉は東に妹は西に
父は戦に借り出され
ままよ私は流離い暮らし
胡弓鳴らして胡弓鳴らして
一人旅
家は焼かれて高梁枯れて
恋も散り散り支那娘
泣けば涙が夕陽で染まる
胡弓鳴らして胡弓鳴らして
旅を行く
知らぬ他国の小夜町外れ
揺れる灯影が目に沁みて
明日の旅路の愁いが募る
胡弓鳴らして胡弓鳴らして
咽び泣き
耳の飾り輪夜風に冷えて
せめて仮寝の夢に見る
昔恋しいニャンニャン祭り
ああいつの日にいつの日幸は
巡るやら
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2007/12/07 (Fri)
1939(昭14)
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北京覗き眼鏡
作詞 南條歌美
作曲 鈴木哲夫
北京は良いとこ夢の街
さあさあ皆さんからくりの
覗き眼鏡で眺めましょ
心うきうきジャンジャン
好々的
舞台が回れば街の角
李さん金さん麗かな
春の日長を手品見て
長い煙管でプーカプカ
好々的
目先が変われば快々的
高脚揃えて踊る娘よ
囃す銅鑼の音賑やかな
鳴らす爆竹ポンポン
好々的
お次はアカシアの並木路
漫々的で馬車が行く
乗ったクーニャン艶姿
黄金の耳輪がキラキラ
好々的
2007/12/07 (Fri)
1939(昭14)
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二人の大地
作詞 古谷玲児
作曲 米山正夫
空は青空緑の風に
開拓く大地の共稼ぎ
見交わす瞼微笑む二人
おお大陸に溢れる歓喜
坊や背負うて野山に立てば
可愛いや羊の子守唄
見交わす瞼微笑む二人
おお大陸よ第二の故郷
鍬を持つ手に夕陽が燃える
地平遥かな鐘の音に
見交わす瞼微笑む二人
おお大陸の土の香懐かし
春は楽しや二人の大地
鳥も歌えば花も咲く
見交わす瞼微笑む二人
おお大陸に希望は躍るよ
2007/12/07 (Fri)
1939(昭14)
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朗らかな一日
作詞 久保田宵二
作曲 天池芳雄
お空は朗らかに晴れて
並木の緑に朝の風
私は会社のタイピスト
タイプタイプタイプ
嬉しい
コピーコピーコピー
好きだわ
私は働く事に決めた
お嫁の話なんかまだよ
ちっとも寂しくなんかないわ
命のあるよなABC
叩けば乙女の夢心
タイプタイプタイプ
嬉しい
コピーコピーコピー
好きだわ
私は働く事に決めた
お嫁の話なんかまだよ
帰ればお母さんと二人で
顎髭伸ばした兄さんの
戦線便りに花が咲く
タイプタイプタイプ
嬉しい
コピーコピーコピー
好きだわ
私は働く事に決めた
お嫁の話なんかまだよ
2007/12/07 (Fri)
1939(昭14)
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▲
脇坂部隊の歌(岸中隊南京一番乗り)
作詞 中山正男
作曲 古関祐而
道は遥かに南京へ
行く手を急ぐつわものの
胸に刻んで忘られぬ
あの日戦死の中隊長
父と頼んだ岸大尉
恨みは残る催家宅
欅の下に亡骸を
収めて進む中隊に
御霊はなおも留まりて
さあ征け征けの号令が
耳に聞こえる目に見える
中隊長の戦闘帽
クリーク越えて野を過ぎて
目指す南京敵の首都
導く御霊続く部下
一番乗りを我が手にと
鉄の結びに血の誓い
疲れも傷も何のその
遂に迫りし光華門
敵の備えの門堅く
火花も青き鉄条網
雨と注げる鉄砲下
肉弾続く肉弾に
残れる戦友は幾たりぞ
負いて怯まぬ敵勢に
弾薬尽きて石を投ぐ
城門死守の夜は明けて
世紀の朝の日章旗
一番乗りの岸隊の
誉れと共にはためきぬ
2007/12/07 (Fri)
1939(昭14)
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