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陸・海軍礼式歌
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作詞 若杉雄三郎
作曲 佐々木俊一

日暮れ悲しや国境
雪の道雪の道果ても無い
辿る灯は吹雪に消えた
今宵いずこで仮寝の夢か

黒馬よ寒かろ冷たかろ
泣けてくる泣けてくる愛おしや
手綱引く手を恨までおくれ
胸に切ない轍が軋む

男泣きする宵もある
旅の空旅の空渡り鳥
胸に燃え立つ希望を乗せて
馬車は行く行く吹雪の広野
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作詞 野村俊夫
作曲 佐渡暁夫

月に咽ぶか流浪に泣くか
更ける窓辺のバラライカ
可愛いソーニャはハルピン育ち
思い出す故郷あるじゃなし

地位も名誉も儚く消えて
父はシベリア雪の鳥
可愛いソーニャは優しい母の
胸を逸れた逸れ鳥

流れ流れて標を訪ね
泣いて寝た夜のキタイスカヤ
可愛いソーニャはウラジオ訛り
濡れた瞳は海の色
作詞 原嘉章
作曲 古関祐而

昨日も広い麦畑
今日も遥かな麦畑
故郷離れて早十月
父母妻子をふと思う
土の匂いや赤い花

道無き道の果てしなく
歌も出て来る国訛り
友に良く似た百姓が
見送り迎える村外れ
敵はいずこか朧月

ようやく着いた城壁の
陰に眠れば逆襲と
聞いて驚く銃声に
ばったり倒れた戦友を
抱き起こせば酷い血だ

手負いの友を背に負いて
行けど分からぬ包帯所
闇に動くはすわ敵か
握り合う手に雨が降る

戦い止んで夜は明けて
今日も進軍砂埃
陽影眩い麦畑
祖国の行く道踏み締めて
平和固めん麦の国
作詞 古谷玲児
作曲 飯田景應

遠く火筒が消え残る
千里広野に陽は落ちて
仰ぎゃ寒答月の暈
軍馬も戦友もすやすやと
風に寝息が途切れがち

昨日東に今日西に
北に清かな北斗星
望む心に偲ばれる
母よ我が子よ故郷よ
明日は名誉の白襷

雪の進軍幾山河
男日の丸血に染めて
花と散る日の懐かしく
雪を枕にまどろめば
夢に故郷の灯が見える
作詞 堀内敬三

鉄の兜に日の御旗
正義の剣打ち振って
敵の直中突き進む
幾百キロの山と河
長江の空果ても無し

水は渦巻く濁流に
流れて続く水雷の
堰打ち越えて波を切る
舳に立って狙い撃つ
機銃の熱に血も滾る

眠る間もなく装甲車
轍は躍る泥の道
重いハンドル握り締め
行く手の闇に木魂する
敗残兵の銃の音

馬も砲車も汗水く
炎暑の野山分け行けば
翔けるは空に編隊機
見事な手柄祈るぞと
機上の人に送る声

暫し憩いの草の上
また読み返す父の文
瞼に故郷浮かぶ時
雲鳴り響く巨砲弾
すわやと銃を執って起つ

地上掃射に爆撃に
敵機の群れも討ち果たし
機は傷付けど血に染めど
歓喜の涙皆共に
全機帰還の月明かり

仰ぐ御稜威の城の上
長江波は輝きて
登る朝日に君が代の
声湧き上がるこの朝
亜細亜の天地蘇る
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