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陸・海軍礼式歌
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作詞 佐藤惣之助
作曲 古賀政男

見よや広野の国境は
燃ゆる夕陽の空の下
興安嶺の木枯らしも
北に流れて雲早し

馬を馳せれば地の果てに
荒き二十重の鉄条網
警備に凍るこの胸に
散るは霙か雪風か

宵は東の空に出る
星の光の懐かしさ
故郷の妻よ案じるな
俺も元気でやっちょるよ

燃えろペチカよ夜は長い
明けりゃ巡邏か行軍か
たまにゃ出て来い匪賊共
腰の軍刀が泣いとるぞ

護れ国境潔く
犯す奴輩を打ち払い
平和の朝の白雲に
靡け日の丸美しく
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作詞 富田砕花
作曲 弘田龍太邸

凍りて続く雪の原
ただ一色に国境は
絶えると見えて雲遠く
起き伏す丘の果てし無し
あの丘の影の辺り
共匪の何ぞ隠れたる

鞘を払えば剣太刀
玉散る光いや冴ゆる
抗戦暫し阻めども
密林深く逃げ入れば
赤き霧さえ立ち込めて
掃匪の困苦思うべし

風にも似たる敵影を
求めて得ざる空しさに
今日も日暮れてとぼとぼと
仮寝據地に引き上げる
疲れて重き靴音の
木魂するさえ物足らぬ
西岡水朗 古関裕而

起て起て若人意気高く
幾重の雲を払いつつ
双腕の力振り翳し
護れ我等が大満州

聴け聴け若人東に
今ぞ時代の鐘が鳴る
祖国の使命身に受けて
拓け我等が新天地
作詞 横澤千秋
作曲 細川潤一

恐い所と聞いていたが
蘭の花咲く国境
オヤどうしたナ
赤い夕陽の満州は
暮れりゃ笑顔の
チョイト月が出る
ハハほんとネ

銃剣片手に不寝の番
話相手は星ばかり
オヤどうしたナ
たまに風奴が
やって来て
チョイト撫で上げる
ハハほんとネ

ドンと一発また来たよ
洒落た音を出す匪賊の弾丸
オヤどうしたナ
眠気覚ましか親切な
江戸の花火は
チョイトまだデカイ
ハハほんとネ
作詞 宇津江精二
作曲 佐々木俊一

雪暮れて里恋し
遠い灯りがちらちらと
とぼとぼと雪の路
高梁花咲く満州の
故郷の歌悲し

胡弓も寂しく泣いている
雪の夜はしんしんと
逢うて泣きたい事ばかり
家も無く馬車の中
夜毎眠れぬ鈴の音
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