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陸・海軍礼式歌
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作詞 佐藤惣之助
作曲 古賀政男

躍り歩けば西東
夜は寂しい馬車の中
小窓に飾る宝玉は
北の御空の七つ星

広野は南へ国境は
北に離れて幾百里
昨日は消えて今日もまた
砂漠に残す靴の跡

空の彼方に出る月は
楡の花咲くハルピンか
愛し恋しのバラライカ
弾いて躍れば夜が白む

星は夜毎に空を縫い
人は一夜に幾度か
遠き故郷の夢を縫う
千切れ千切れのきりぎりす

吹かれ吹かれて今日も行く
馬車はその日の客次第
明日は渡ろか松花江
あたしゃその日の風次第
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作詞 川島芳子  
作曲 杉山長谷夫

広い砂漠を遥々と
駱駝に乗ってキャラバンは
雲を踏み踏み通うて来る

村に残した恋人に
別れの印と贈られた
鈴は駱駝の首で鳴る

雪の砂丘に月射せば
別れた宵の想い出に
駱駝の背で弾く胡弓

鈴を磨いて若人は
遠く離れた故郷の
娘の指を夢に見る
作詞 島田芳文
作曲 江口夜詩

日暮れ悲しや荒野は遥か
急げ幌馬車鈴の音頼り
どうせ気紛れ流離い者よ
山は黄昏旅の空

別れともなく別れて来たが
心乏しや涙が滲む
野越え山越えどこまで続く
記す轍も片明かり

黒馬は嘶く吹雪は荒れる
さぞや寒かろ北山颪
鳴くな嘆くな愛しの駒よ
鳴けば涙もなお愛し
作詞 西條八十
作曲 小田進吾

秋の霜夜の星の色
桜三月空の色
抜き放ちたる日本刀
匂う焼刃の美しさ

心を込めて挑むれば
ああ百錬の鋩子先
尊き大和民族の
精魂躍る心地する

剣は斬らん為ならず
心を磨く業物と
古賢の言葉今更に
静かに胸に響くかな

伸びては五郎正宗の
五の目我の花の彩
反りては備前長船の
月にも似たる優姿

ああ美しき日本刀
我等の誇り日本刀
正義曇らぬ武士道を
映し輝け永久に
作詞 長田幹彦
作曲 橋本国彦

平和の世には母として
勤めを励む女等も
いざ戦いの日となれば
銃後の人よ諸共に

勇士を送る門出には
心も赤き日の丸の
御旗を捧げ万歳を
泣きつつ叫ぶ女気よ

留守を守る夜な夜なは
戦地へ行った人達の
労苦を思い灯に
針をば運ぶ慰問品

愛しの子等守り育て
鋤鍬執りて耕して
男に代わる健気さは
富にも勝る誇りなれ

斯くありてこそ男等は
後顧の憂い消え去りて
御国の為に死ぬぞかし
国をば護れ女等よ
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