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陸・海軍礼式歌
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作詞 中村秋香
作曲 小山作之助

進め矢玉の雨の中 
飛び込め剣の霜の上 
我が日の本の国の名を 
世界に揚げるは今日なるぞ 
血をもて彩れ日の御旗 
骨もて固めよ国の基 
必死を極めし兵士の 
背にこそ凱歌は負るなれ 
背にこそ凱歌は負るなれ 
飛び込め剣の霜の上 
進め矢玉の雨の中 

来たり交えよ短兵戦 
日本男児の手を見せん 
来たり味わえ日本刀 
水も溜らぬ様見せん 
これぞ義勇に育ちたる 
国の戦の土産物 
徳の春風暖かに 
威の秋の霜寒く 
我が日の本の名と誉 
広く諸国に轟かせ 
広く世界に輝かせ
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作詞 外山正一
作曲 伊沢修二

往け往け日本男子
千載の一遇ぞ
開闢の昔より
鍛えたる我の腕
試すは今の時
失うなこの機会
神の敵人の敵
打ち殺せこの腕で
起てますらお往けますらお
往け往け天下に遍く
武雄を示せ

知らざるか我が敵は
大悪の人非人
大国とこれ誇り
小国をこれ侵す
野蛮をばこれ極め
非道をばこれ尽くす
不義の賊詐欺の賊
亡ぼせや亡ぼせや
起てますらお往けますらお
往け往け天下に遍く
武雄を示せ

憎むべし我が敵の
悪虐は比類なし
罪無きを虐殺し
婦女子を辱しむ
汝には母無きか
汝には妻無きか
泣く姉妹泣く子あり
その声を聞かざるか
起てますらお往けますらお
往け往け天下に遍く
武雄を示せ

敵軍の兵卒は
強盗か狼か
彼は我が母の敵
彼は我が妻の敵
我が姉妹女子の敵
神国の清き血を
敵軍の畜生に
汚さるる事なかれ
起てますらお往けますらお
往け往け天下に遍く
武雄を示せ

撃ち懲らせ大砲で
文明の大敵を
突き崩せ剣もて
蛮族の巣窟を
東洋の文明を
進むるは我が力
撃て撃て突け突け
君の為国の為
往け往け天下に遍く
武雄を示せ
作詞 佐々木信綱
作曲 納所弁次郎

天の川波荒れ立ちて
音無き瀧や落ち来らん
林も森も野も山も
皆白妙になり果てて
降りしく深雪おやみなく
更けゆく夜半の風強し

身を切るごとき真夜風と
激しき吹雪冒しつつ
敵の在処を探るべく
命ぜられたる斥候の
尊き職分尽くさんと
進む一人の兵士あり

折々出だす我が息は
氷りて髭の色白く
衣は薄し風荒し
耳も鼻も手も足も
切れんばかりに寒けれど
勇める胸は燃ゆるなり

燃え立つ彼の心には
寒さもあらず侘しさも
御国と君を思いつつ
勤め尽くすと急ぐなり
急ぐ行く手の森蔭に
烈しき響き起りたり

手に持つ銃を取り上げて
木立の奥を伺いぬ
森には敵のあらずして
凄まじかりし彼の音は
繁れる村竹下折れて
しづるる雪の音なりき

打ち笑みつつもますらおは
彼方此方に見巡らし
また行く手を探らんと
道無き道を踏み分けぬ
吹雪きの風は吹きそいて
東の空はなお暗し
作詞 旗野十一邸
作曲 鈴木米次郎

我も諸君も日の本の
人たる身には忘るべき
惨憺悲愴極まれる
三角湧の三十士

敵は四面を取り囲み
衆寡の勢いかにせん
桜井憐れ花散りて
江橋に渡す指揮の任

前後三度の突貫に
残るは僅か九名のみ
痛手をけみし悠々と
別れの煙草燻らしつ

大和男子のこの生血を
蛮奴の刃に注がんや
知らせは田中頼むぞと
言い捨て共に刺し違う

重き使命に石松は
忍び難きを忍ぶ草
葦蘆繁き沼に伏し
暮るるを待つは八時半

暗も陸路は行難に
里余の水底潜り抜け
海山口に達せしは
古今も稀の勲なり
作詞 佐々木信綱
作曲 奥好義

轟く砲の音凄く
黒雲迷う威海衛
木枯らし荒び雪打ち散りて
彼方此方に弾丸ぞ飛ぶ

大尉は声も高らかに
染めよ深雪を紅に
進めよ士卒皇国の為に
正義の血潮注ぎつつ

勇みて進む道野辺に
泣く児の声ぞ聞こゆなる
深雪を覆う老松蔭に
敵の孤児ただ一人

母をや慕う父や呼ぶ
哀れ愛しと立ち止まり
抱き上ぐれば打ち笑みつつも
大尉の腕に縋るなり

いかにかせましいかにせん
敵営既に程近し
伴い行かば補だしとならん
捨てて行かんは忍び得ず

よしよし行かん伴いて
我は大和のますらおぞ
左手に敵の孤児を抱き
右手に振るわん日本刀

嵐は止みぬ雲晴れぬ
敵は跡なく逃げ去りぬ
朝日の御旗の輝く野辺に
笑みてぞ眠る幼児は

戦の庭にますらおが
心の稲の香しく
清き誉れは万代までも
高き誉れは千代までも
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