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陸・海軍礼式歌
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作詞 西條八十
作曲 古関祐而

緑のジャングル夕立晴れ行き
捧げし紅薔薇仄かに匂う
眠るは誰ぞや野末の十字架
潮風悲しきマレーの黄昏

戦に斃れしイギリス兵士を
憐み築きしこの墓優し
敵なりされども讃えざらめや
祖国に捧げし雄々しの生命を

八潮隔てし千里の故郷
老いたる父母今宵も門に
佇み待つらん我が子の帰りを
想えば哀れや異国のますらお

仇は憎めどその人憎まず
かくてぞ光栄あり大和魂
マレーの紅薔薇優しく薫りて
世界に伝えよ日本の武士道
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作詞 藤浦洸作
作曲 服部良一

港コロンボ朝風に
ベンガル越えて来た便り
印度夜明けだ心が弾む
太鼓叩いて旗立てて

赤く燃えます朝日影
セイロン島の山肌が
歌を歌おうよ亜細亜の歌を
晴れた青空揺れるまで

旗は日の丸靡かせて
汽笛の音さえ勇ましく
待っていた日が今日来ましたと
声を揃えて手を振って
作詞 陸軍航空本部
作曲 山田耕筰

万朶の桜散る姿こそ
我等が降下の姿なれ
真白く開き風孕む
落下傘こそ我が心
純忠至誠の我が心

大空目掛け躍りて出ずる
この身を托すは落下傘
眼下に望む敵の陣
疾風のごとく不意を衝き
たちまち砕かんその守り

群がる敵は山なすとても
援軍我等にあらずとも
烈々燃ゆる火の気迫
断乎と進み戦いて
勝利の扉を開かなん

頼みの弾丸は射ち果すとも
用意の水さえ尽くるとも
遂げずば止まじ我が任務
命を捨てて皇軍の
誉れを不朽に伝えなん
作詞 関真顕
作曲 須藤五郎

敵の港に忍び寄り
潜む戦艦沈めんと
胸に秘めたる潜航艇
心血注ぐ幾年ぞ

畏み仰ぐ大御言
腕試さん時至る
予ねて覚悟の太平洋
水漬く屍と散らんかな

空に羽ばたく荒鷲と
共に襲わんこの時ぞ
敵の砦も何のその
侵して進む艦数多

たちまち撃ち出す水雷に
山なす巨艦を轟沈し
慌てふためくアメリカの
肝驚かす大和魂

されど帰らぬ艇五隻
身はホノルルに沈むとも
務め果たせし勇士は
御国護る桜花
作詞 西條八十
作曲 山田耕作

別れの酒は汲まねども
覚悟に胸は火と燃えて
乗り込む艇に月朧
ああ壮烈の真珠湾

指折り数えもののふが
待ちにし晴れの秋は来ぬ
光栄ある死もて皇恩に
報い奉らん嬉しさよ

見よ麗しのこの艇を
心血篭めし武器にして
誉を飾る我が棺
花散るごとく波を蹴る

ああ懐かしの故郷よ
かの森蔭の孤屋の
御父母も見そなわせ
我が手が砕く敵艦を

風霄壤の真珠湾
九人の勇士帰らねど
黒潮染めて揺ぎ無き
亜細亜の朝日今昇る
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