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陸・海軍礼式歌
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作詞 大木惇夫
作曲 江口夜詩

南の国の故郷は
オレンジの花咲く所
あの山陰の賎が家に
懐かし優し母の面影

瞼に浮かぶ故郷は
いつも青空あげ雲雀
都の雨に泣く時も
心は慕う遠き山河

南の国の燕等は
元の古巣にいつ帰る
錦を飾れ我が子よと
夜毎の夢に呼ぶは故郷
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作詞 清水みのる
作曲 倉若晴生

名残り尽きない果てしない
別れ出船の鐘が鳴る
思い直して諦めて
夢は潮路に捨てて行く

さようならよの一言は
男なりゃこそ強く云う
肩を叩いてニッコリと
泣くのじゃないよは胸の内

望み遥かな波の背に
誓う心も君ゆえさ
せめて時節の来るまでは
故郷で便りを待つがよい 
作詞 福山こまを
作曲 上原げんと

揚柳青く芽を吹きて 
頬にそよ吹く春の風 
水の流れもゆるやかに 
春訪れし大黄河

想えば渡河の激戦に 
雄々しく散りし戦友の 
血潮染めしはいずこなる 
恨みは深し大黄河

戦友の墓標に額づきて 
仇は俺がとってやる 
誓いも堅く振り向けば 
夕日は沈む大黄河

勇士の魂込もるかに 
底に奏でる水の音 
我淋しげに聴き入れば 
涙誘わる大黄河
作詞 久米正雄
作曲 竹岡信幸

あの山かげにも川辺にも
尊き血潮は染みている
その血の中に咲いた花
芳し君は白蘭の花

朝に夕に語りつつ
涙で眺める遠い丘
知らずや君よ心にも
眸にも咲く白蘭の花

真赤な夕陽の落ちる頃
明日を描きて眠る頃
希望を込めて花園に
香りも高き白蘭の花

嵐は晴れて青い空
明るい興亜の陽の光
一技摘みて諸共に
今こそ歌え白蘭の歌
作詞 藤田まさと
作曲 大村能章 

夜の深さに目を投げりゃ 
どれが道やら畑やら 
まして篠衝く雨の中 
俺に続けと手を振る兵も 
三歩歩んで二歩滑る

戦友の担架に顔すり寄せて 
傷は浅いぞ案ずるな 
今度いよいよ俺の番 
さらば行くぞと駆けだす兵に 
十日経ったら 俺も行く

よしや踵の肉裂けるとも 
肩に背負うは一億の 
清き銃後の人の声 
目指す敵陣打ち抜くまでは 
何のこれしき怯むべき

十字砲火に五尺の身体 
捧げ尽くすは今なりと 
遥か祖国を拝みつつ 
誓う勇士は歩武堂々と 
今日も征く征く雨の野を
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