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陸・海軍礼式歌
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作詩 藤浦洸  
作曲 服部良一

丘の上からバンドを見れば  
赤い灯青い灯夢の色
揺れて流れてどこへ行く  
フラワーボートの恋の歌
胡弓侘しや盲妹悲し
月の夜更けの広東ブルース

風は南よマンゴが香る  
グランドホテルのあの窓で
夢も悲しく咽び泣く  
旅の乙女のノスタルジア
行こか戻ろかイギリス橋の  
月の夜更けの広東ブルース

あそこ明るい沙面波止場  
銅鑼が響けばフランス橋で
水を眺めて泣く乙女  
水と情けは流れ者
汽笛切なや別れの辛さ  
月の夜更けの広東ブルース
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作詞 川俣栄一
作曲 上原げんと

紅いランタン仄かに揺れる
宵の上海花売り娘
誰の形見か可愛い耳輪
じっと見つめりゃ優しい瞳
ああ上海の花売り娘

霧のタベも小雨の宵も
港上海花売り娘
白い花籠ピンクのリボン
繻子も懐かし黄色の小靴
ああ上海の花売り娘

星も胡弓も琥珀の酒も
夢の上海花売り娘
パイプ咥えたマドロス達の
ふかす煙の消えゆく影に
ああ上海の花売り娘
作詞 石松秋二
作曲 能代八郎

上野駅から九段まで 
勝手知らないじれったさ 
杖を頼りに一日掛かり 
倅来たぞや会いに来た

空を衝くよな大鳥居 
こんな立派な御社に 
神と奉られもったいなさよ 
母は泣けます嬉しさに

両手合わせてひざまづき 
拝むはずみのお念仏 
はっと気づいてうろたえました 
倅許せよ田舎者

鳶が鷹の子生んだよで 
今じゃ果報が身に余る
金鵄勲章が見せたいばかり 
逢いに来たぞや九段坂
作詞 堤一郎
作曲 章笛道夫

東を照らす宮柱
浜の松風音に聞く
清水港の次郎長と
月をば眺めて甕風呂で
唸る戦友名調子

遠州森町良い茶の出どこ
娘やりたやお茶摘みに
石松気取りの声聞けば
ここが戦地と思えよか

男一匹五尺の体
君に捧げたこの命
明日の手柄を楽しみに
せめて唸ろうなあ友よ
作詞 野村 俊夫
作曲 倉若 晴生

楊柳芽を吹くクリークで
泥に塗れた軍服を
洗う姿の夢を見た
御国の為とは言いながら
ほんとにほんとに御苦労ね

来る日来る日を乾パンで
守る前線弾丸の中
ニュース映画を見るにつけ
熱い涙が先に立つ
ほんとにほんとに御苦労ね

今日もまた降る雨の中
どこが道やら畑やら
見分けもつかぬ泥濘で
愛馬労わるあの姿
ほんとにほんとに御苦労ね

妻よ戦地の事などは
何も心配するじゃない
老いたる両親頼むぞと
書いた勇士のあの音信
ほんとにほんとに御苦労ね
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