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陸・海軍礼式歌
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作詞 佐藤惣之助
作曲 三界稔

銃後の友よ満州も
いよいよ冬が来ましたが
ソ満国境警備する
若い僕等の殉血は
雪に輝く桜です

向こうの岸はソビエト
トーチカ見える黒龍江
凍る流れを乗り越えて
赤い狐が刃向えば
僕も得意の狙い撃ち

アカシアの花散る頃に
新京出でて幾山河
今じゃ匪賊の影も無く
雪と氷で日が暮れりゃ
腰の軍刀が泣いとるよ

興安颪吹き荒び
戦闘帽は凍るとも
僕等祖国の前衛は
ここに飽くまで頑張って
冬を越しますさようなら
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作詞 徳土良介
作曲 佐藤富房

おいおい戦友おい戦友
貴様のちょび髭なっちょらんぞ
泥鰌が呆れて笑っとる
全くちょび髭なっちょらんぞ

俺のも泥鰌に似とるかな
泥鰌に似とっちゃなっちょらんぞ
隊長殿より髭だけは
立派に飾って帰りたい

女房に写真を送ろかな
さぞかし髭見て笑うだろ
倅が真似して髭描いて
兵隊ごっこで遊ぶじゃろ

髭にも色々あるけれど
カイゼル髭ではちょと照れる
山羊髭虎髭鯰髭
馬占山ではなっちょらんぞ
作詞 島田磐也
作曲 長津義司

吹雪だ吹雪だ果ても無く
夜を日に継いだ進軍だ
逃げる敵奴を追う身には
雪の広野が癪の種

道無き道だよもう四日
滑って転びまた起きて
凍る手と手に銃を持つ
飯は無くとも水が欲しい

日の丸日の丸日の丸の
旗さえあればこの勇気
凍る大地を踏み締めりゃ
下がる氷柱も鉄兜

進軍進軍どこまでも
銃剣執って起つからは
行くぞ吹雪の空遠く
兵も軍馬も前線へ
作詞 島田磐也
作曲 飯田景応

誰を訪ねて蘇州河の
ああ戦いの跡に来た
待っていたのか草陰の
土を忠義の血に染めて
泥に塗れた戦闘帽

傍に斃れた敵兵の
屍に鞭は打たないが
思い知れよと短刀で
君に代わってせめてもの
切り裂く敵の弾薬盒

水流れに蘇州河の
夕陽も赤い新徑鎮
持って帰るぞこの胸に
君が戦帽抱き締めりゃ
遠い祖国の空が呼ぶ
作詞 島田声也
作曲 長津義司

元気でいるか我が戦友よ
国境護る俺は今
北満嵐を身に受けて
広野の果てに愛国の
胸の血潮を湧かせているぞ

覚えているか去年の秋
故国の港立つ時に
秋水三尺日本刀
生きて再び帰らじと
柄を叩いて言ったじゃないか

灯り影で書いたこの手紙
故国の空へ届いたら
言伝頼むぞお袋に
大君に捧げたこの命
花と散る日が待たれてならぬ
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