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陸・海軍礼式歌
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作詞 渋谷白涙
作曲 小島白露

私のスーチャン福知山
二十連隊初年兵

焦がるる私も福知山
高等女学校の四年生

晴れて添う日を楽しみに
辛抱しましょうねえ貴方

昼は厳しき教練や
夜は夜で眠れず寝ずの番

これも御国の為ならば
僕も笑って勤めます

御無事にお帰りその時は
新婚旅行の汽車を待つ
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作詞 星善四郎
作曲 星善四郎

ここは朝鮮北端の
二百里余りの鴨緑江
渡れば広漠南満州

極寒零下三十度
卯月半ばに雪消えて
夏は水沸く百度余ぞ

勤むる我等同胞の
安さ夢だに結び得ぬ
警備の辛苦誰か知る

河を渡りて襲い来る
不逞の輩の不意打ちに
妻も銃執り応戦す

御国の為と思いなば
露より脆き我が命
捨つるに何か惜しからん

虎は死しても皮留め
人は死しても名を残す
挑戦警備のそが為に
俺も行くから君も行け 
狭い日本にゃ住み飽いた
海の彼方にゃ支那がある 
支那にゃ四億の民が待つ

俺に父無く母も無く 
別れを惜しむ者も無し
ただいたわしの恋人や 
夢に姿を辿るのみ

国を出た時ゃ玉の肌
今じゃ槍傷刀傷
これぞ誠の男子じゃと
微笑む面に針の髭

長白山の朝風に
剣を翳してふし見れば
北満州の大平野
俺の住まいにゃまだ狭い

御国を去って十余年
今じゃ満州の大馬賊
亜細亜高嶺の繁間より
繰り出す手下が五千人

今日吉林の城外に
駒の蹄を忍ばせて
明日は襲わん奉天府
長髪風に靡かせて

さっとひらめく電光に
今日の獲物か五万両
繰り出す槍の穂先より
荘竜血を吐く黒龍江

銀月高く空晴るる
ゴビの砂漠にゃ草枕
作詞 添田さつき
作曲 添田さつき

ストトンストトンと通わせて
今更嫌とはあんまりな
嫌なら嫌と始めから
言えばストトンと通わせぬ   
ストトンストトン

ストトンストトンと戸を叩く
胸もワクワク出てみれば
空の風かよ騙されて
月に見られて恥ずかしや
ストトンストトン

今日は会社の給料日
それに賞与も貰うたし
帯を買おうか下駄買おか
細君に相談して褒められた
ストトンストトン

ストトンストトンと返事来た
貴方まだまだ初年兵
私ゃ世帯の苦労中
増える子の数皺の数
ストトンストトン

ストトンストトンと飛行機は
空を飛ぶもの偉いもの
宙返りするのも墜ちるのも
墜ちりゃブッ壊れてしまうもの
ストトンストトン

スポポンスポポンと音がする
出て見りゃ兵隊さんの演習帰り
特務曹長曹長軍曹伍長上等兵
新兵さん新兵さん
作詞 添田唖蝉坊  
作曲 神長瞭月

青島良いとこと誰が言うた
後ろ禿げ山前は海
尾のない狐が出るそうな
僕も二三度騙された
ナッチョラン ナッチョラン

命捧げて居りながら
弾丸がドンと来りゃ一寸屈む
卑怯で屈むじゃ無いけれど
青島取らずに死なれよか
ナッチョラン ナッチョラン

下士官の側行きやメンコ臭い
伍長勤務は生意気で
粋な上等兵にや金が無い
可愛い新兵さんにや暇が無い
ナッチョラン ナッチョラン

大黒帽子にペンダント
子供の涎かけあべこべに
風呂敷畳んで襟飾り
粋で無邪気な水兵さん
ナッチョラン ナッチョラン

馬上豊かに我輩が
並ぶ將兵見下ろして
風にはためく連隊旗
クシャミ一つで目が覚めた
ナッチョラン ナッチョラン

私のスーチャン水兵さん
十七八から志願して
満期になるのが二十五六
男盛りは波の上
ナッチョラン ナッチョラン

親も妻子も振り捨てて
私ゃ兵士になりました
泣き泣き三年勤め上げ
帰りや我が家に雨が漏る
ナッチョラン ナッチョラン

青島の山から見下ろして
彼の海越ゆれば我が日本
さぞや凱旋待つであろ
僕は青島の守備である
ナッチョラン ナッチョラン
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