忍者ブログ
陸・海軍礼式歌
* admin *
[44]  [45]  [46]  [47]  [48]  [49]  [50]  [51]  [52]  [53]  [54
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

作詞 北楯修哉
作曲 古賀政男

征けよ兄弟 頼んだぞ
よし笑ったあの門出
今ぞ銃執るこの腕に
一億民の血が滾る

慰問袋の数々に
込めし銃後の真心を
抱いて暫しの草枕
鉄の兜も露しとど

夢に日の丸振りながら
遅れ取るなと叱るよな
母の姿を目に秘めて
またも突き入る弾丸の中

君に捧げし殉血は
征くも残るも皆一つ
骨は野末に晒すとも
日本男児の名は朽ちぬ
PR
作詞 島田磬也
作曲 飯田景応

銃は煌く身は凍る
遠い北支の歩哨線
馬も嘶く朝風に
東洋守りの日の御旗

慰問袋で夢に見た
可愛い坊やも鉄兜
父さん戦死と聞いたとて
泣かずに万歳言うんだよ

坊やお前も母さんも
国の護りに何変わろ
坊や勉強するんだよ
母さん大事にしておくれ

月は輝く塹壕の
心寒いや歩哨線
開けて嬉しいキャラメルに
故郷の便りの味がする
作詞 松坂直美
作曲 近藤廣

ああ前線に陽は落ちて
嘶く駒の声悲し
平地山岳長城と
息も吐かせぬ追撃に
刃向う敵の影もなし

ああ戦捷のその蔭に
斃れし戦友の夢空し
死なば共にと昨日まで
煙草分けたり水筒の
水分け合いし我が戦友よ

ああ大陸の夜は更けて
万物積と声も無し
地平遥かに見ゆる火は
敵の夜襲か匪賊かよ
銃執る歩哨の任重し
作詞 神長瞭月
作詞 神長瞭月

砲撃戦のその後で
拾った支那の幼子よ
慣れぬ手付きで抱き上げりゃ
懐く髭面不精面

慰問袋のキャラメルを
水に溶かして飲ませたら
思い出したか母さんを
探る乳房のいじらしさ

故郷を出る時抱いた子も
思えば丁度これくらい
達者でいるかマメかよと
便り書いたも今日の事

千人針と日の丸を
繋ぎ合せてネンコロリ
思い出したぞ俺もまた
母の背中で聞いた歌
作詞 辰田国男
作曲 山田栄一

戦友踊ろよ月が出た
酩酊待つ間の暇潰し
島の訛りの佐渡おけさ
僕が唄うよササ皆踊れ
ああ慰問袋の便りは可愛いよ
アリャアリャアリャサ
島の娘の顔見たや
アリャアリャアリャサ

故郷を発つ日の前の晩
元気で踊ったあの歌は
お国自慢の小原節
僕もやるからササ皆踊れ
国の為に生まれた身体
男二十歳の小原ハア
血が燃える
ヨイヨイヨイヤサット

君が踊れば俺もやる
夜襲の時ももうじきだ
皆揃って伊奈節を
唄いながらにササ出発だ
ハア遥か向こうに銃声上がる
あれは敵陣敵の寝惚け
敵の寝惚け 盲撃ち

BACK NEXT
ブログ内検索
カテゴリー
忍者ブログ // [PR]

template ゆきぱんだ  //  Copyright: 陸・海軍礼式歌 All Rights Reserved