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陸・海軍礼式歌
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作詞 堀内敬三
作曲 山田耕作

轟々と雲に鳴る
翼翼大編隊
突き入るや敵の空
見る見る地平傾かば
用意忽ち将兵が
決死の瞳澄み渡る

青空を射る如く
燃ゆる気流衝いて跳ぶ
死を越えし瞬間に
突如と開く落下傘
飛翼叫びて去る空を
神兵今ぞ天降る

百千の白き花
燦爛咲きて空に満ち
雪崩撃つ敵砲の
弾幕踏んで降りかかる
胆は鉄なり百千の
若武者花を負える武者

挙り立つ全部隊
弾雨荒ぶ草の上
落下傘かなぐりて
矢庭に急射浴びせつつ
断乎突撃血飛沫の
砦に揚ぐる日の御旗
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作詞 佐伯孝夫
作曲 大中寅二

昼なお暗い密林の
道無き道を踏み越えて
日に夜を次いで進み行く
敵撃滅の鉄兜

千人針の腹巻も
ぐっしょり濡れる玉の汗
渇けば啜る華の露
唇噛んでまた進む

行く手を阻む泥の沼
猛獣毒蛇何者ぞ
名立たる敵に会うまでは
護れよ八幡肌守り

おどろに繁る蔦蔓
慌てて逃げる猿の群れ
ちらりと見えるあの空は
幾日振りの青空ぞ

忽ち襲う大驟雨
浴びつつ兵は黙々と
敵陣指して粛々と
密林衝いてなお進む

日中の熱さ夜の寒さ
マッチは湿るこの瘴気
生木を燃して水盒の
煙に咽ぶ戦友若し

折しも響く爆音は
ああ勇ましの友軍機
日の丸振って陰ながら
武勲を祈る小休止

東を向けば父母の
励ます声が今日もする
誓って明日は敵の旗
この手で銃で撃ち抜くぞ
作詞 堀内敬三
作曲 堀内敬三

荒潮の底乗り切って
日影仰がぬ幾千里
饐え行く空気忍びつつ
撃たずば止まじと日に夜に進む
これぞ帝国潜水艦

潮の花散る水や空
潜望鏡に映じ来る
マストに敵の旗の色
忽ち襲いて一挙に屠る
これぞ帝国潜水艦

浮かぶと見るや電撃の
弾雨浴する敵の岸
或いは海の決戦に
咽喉元突き刺す必死の奇襲
これぞ帝国潜水艦

港の闇を劈きて
燃ゆる巨艦の火の柱
し止めて潜む水底に
爆雷の嵐莞爾と凌ぐ
これぞ帝国潜水艦
作詞 八波則吉
作曲 長谷川良夫

大空に聳え立つ富士の高嶺
頂に雪のある良し
山の尾に雲のある良し
いつ見ても気高き眺望

厳かにそそり立つ富士の高嶺
比べき山は世に無し
例うべき物は夜に無し
ただ仰げ皇国の姿

神さびてそそり立つ富士の高嶺
古もかくやありけん
行く末もかくぞあるべき
永久に皇国の鎮め
作詞 勝承夫
作曲 岡本敏郎

風が大木に吹き当る
風が巷に吹き荒ぶ
屋根も垣根も看板も
皆試練に耐えている
明けた明日は明日は
きっと素晴らしいお天気だ

波が舳に打ち当る
波が舷越えて来る
旗もマストも煙突も
じっと嵐を衝いて行く
明けた明日は明日は
きっと素晴らしい航海だ

雪が手足を凍らせる
雪が額に吹き付ける
腕も体も魂も
強く吹雪に鍛えよう
明けた明日は明日は
きっと素晴らしい春が来る
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