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陸・海軍礼式歌
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作詞 永井建子
作曲 永井建子


霜は軍営に満ち満ちて
秋気清しと詠じける
昔の事の偲ばるる
月の光のさやけきよ

遠き山々近き川
千里の果ても一色に
隈なく晴れて影もなし
隈なく晴れて影もなし

思い起こせばこの頃の
諸所の戦い魁て
台揚を破り城を抜き
千苦万苦を経たる身の

不思議に命永らえて
末なお頼む剣太刀
太刀を据えば氷なす
光は映る月の影

ふりさけ見れば天の原
月は故郷も交じるまじ
親同胞が打ち寄りて
我を案じて語るらん

我が父母や兄弟を
思わざるにはあらざれど
君に捧げし身にあれば
我が大君の敵国の

降らんまでは死を誓い
屍は野辺に曝すとも
故郷の方は見もやらず
勇み勇みて戦わん
勇み勇みて戦わん

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日本男児の誉れなる
郡司大尉の企れは
百と有余のつわものを
七艘のボートに乗り込ませ
千里の波濤を蹴破って
日本の北のその北の
千島の果ての占守島
極寒凛冽無人の地
千苦万苦の功績で
殖民拓地の実を挙げ
北門鎖鑰堅くなし
狡猾外奴の密猟や
海外諸国の蔑りを
防いで国威を示さんと
忠遊義胆の挙動を
叡慮に協いて帝より
降し賜る勅語にて
報交議会と名も高く
海を隔てて四百余里
向こうの岸には鷲の旗
こちらの岸には日の丸の
国旗同道靡かして
富国強兵の基を立つ
実に満足慶賀の至り
寒潮流る北の海
敷千の島は羅列せり
朔風雪を巻いて吹き
激浪岸を打って鳴る
いと物凄き千島灘
これぞ北門鎖鑰なる
島は荒れ果て磯は寂し
漁民の状態はいと哀れ
漁具も揃わぬ丸木舟
僅か磯辺を漕ぎ回り
立つる煙は糸のごと
行く末いかに暮すらん

沖辺に見ゆる黒船は
乗り込む人も澤なるに
漁どる具さえ取り揃い
保護の無きを幸いに
漁民の微弱を幸いに
無数の島を回航し
此処に彼処に漁労しつ
船を繋ぎて高鼾
海豹海馬膃肭臍
その収穫を襲断
悪きはかの密漁船
憐れむべきはこの漁民

誰か遺憾に耐えるべき
そを打ち棄てて置くからに
大尉はこれを救わんと
六艘のボート浮かべつつ
百二人の老水夫
そを引き連れて北海の
千島諸島に船を寄せ
出没自在に跋扈せし
密漁船を追い払い
ここに拓殖の計を立て
国の富強を計るなる
北の徹鑰を堅むなる
その門出の勇ましき
大尉の行くぞ頼もしき
ああとうとしな大勅語
勅語の趣旨を心に刻りて
露もそむかじ朝夕に
ああとうとしな大勅語
作詞 鈴木重嶺
作曲 芝葛鎮

天津日向の際限なく
天津璽の動きなく
年のはじめに皇神を
祭りますこそ畏けれ
代もの民草うち靡き
長閑けき空を打仰ぎ
豊栄のぼる日の御旗
建て祝わぬ家ぞなき
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