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陸・海軍礼式歌
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作詞 高橋掬太郎
作曲 明本京静

霧の波止場でさよなら言うた
可愛いあの娘の泣きぼくろ
どんな思いで今夜の月に
好きな胡弓を弾いてやら

旅の船なら浮寝の鳥よ
今度逢うのはいつの事
一人夜更けのデッキに立てば
星も飛ぶやらあの空へ

昨夜覚えた港の唄を
書いて贈ろか遥々と
思い出したら歌うておくれ
リラの花咲くあの窓で
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作詞 今中楓渓
作曲 森正雄

ここは山里都に遠い
都恋しと幾年月の
夢に夢見た明るい灯影
乙女心に悩んだよ

幾夜悩んだ夢路の果てに
今朝の影さえ枕に消えた
窓に仄々茜が差して
乙女心は朗らかよ

何を憧りょ都の空を
星は良いとこ窓辺の梅に
ぱっと躍った大きな朝日
乙女心も躍るのよ

匂う白梅花笠いくつ
花を慕うて来て鳴く小鳥
小鳥良い鳥高枝に鳴いて
乙女心に春が来た
作詞 時雨音羽
作曲 佐藤長助

ジャンク来る来るあの人乗せて
南支那海越えて来る
島は常夏椰子の島

屋根を葺こうか孔雀の羽で
九官鳥歌えよあの歌を
椰子の葉越しに躍る月

霧の深さよ情けの濃さよ
赤い木の実の味の良さ
君と作ろか日本町
作詞 石松秋二
作曲 佐渡暁夫

吹雪を衝いて暗闇に
炎の一閃銃声ぞ
すわ敵襲よ応戦と
班長既に刀抜く

無念や我等特務兵
轡執る身に銃は無し
逆手に握る腰の剣
それ突っ込めと進撃す

獅子奮迅と戦えど
味方五人の白兵戦
雄叫び挙げて血達磨に
紅染むる雪の原

満身創痍我もまた
力尽き果て呆然と
愛馬と共に倒れつつ
大君万歳も口の中

ああそれからの幾時間
生死の巷彷徨えど
武運拙や死にもせず
ふと蘇える朝ぼらけ

班長殿よ戦友よ
呼べど帰らぬ悲しさに
主無き愛馬引き寄せつ
声忍ばせて男泣き
作詞 宮本旅人
作曲 島田逸平

街の並木に霧は流れて
仄かに月の昇る頃
パレホの花は開くのよ
クーニャンの
瞳のように開くのよ

海の彼方に船は去り行き
港の明かりの点る頃
パレホの花は香るのよ
クーニャンの
吐息のように香るのよ

窓の明かりも霧に薄れて
静かの夜の更ける頃
パレホの花は萎むのよ
クーニャンの
涙に濡れて萎むのよ
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