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陸・海軍礼式歌
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作詞 早川甚三
作曲 長橋八重子

滾る濁流大黄河
眩ずる長城守防峰
延々千里強行と
破邪聖軍の行く所
御稜威遍く我が武威の
輝き渡らぬ隈もなし

思えば峰挙じ野に河に
炎天弾雨の只中に
群がる敵も堅塁も
勝鬨高く打ち砕き
阿修羅の如き雄叫びに
深き痛手を負いし身か

心安かれ懐かしの
我等同胞謹みて
君が帰還を迎うなり
国を挙げての真心は
勲功戴き労病を
早く癒さじて置くべきや

聞け縹緲の戦野には
建設の声 満つるなり
見よ黎明の時告げて
大陸の夜は明けんとす
日出る国を護る士や
君の起つ日の待たるかな
君の起つ日の待たるかな
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作詞 佐伯孝夫
作曲 杉山長谷夫

炎熱灼ける七月の
二十九日の朝まだき
高梁隠れの南苑の
敵陣襲う我が部隊
囲めばもがく敵兵が
頼む城壁二十尺

地勢を利して釣瓶打つ
十字砲火の小癪さよ
守らば守れ打たば打て
撃破の自信我にあり
塹壕忽ち乗り越える
伊藤と千葉の二将校

爆弾しっかと身に付けて
登る城壁二十尺
敵弾乱れ飛ぶ中を
阿修羅か鬼か豪勇か
頃合計りて点火すりゃ
空を劈く爆音ぞ

城壁崩れ敵は散り
あわれいずこと訪ねれば
伊藤と千葉の幻が
莞爾と招く突撃路
ああ南苑の両勇士
高きその名に光栄あれ
作詞 田村和夫
作曲 上原げんと

行けば泥濘胡沙の風
便り届かぬ進撃の
露営の夢に お母さん
坊や良い子だ強い子と
歌って下さい子守唄

雨か霰か敵弾か
燃える戦火の幾百里
越えては来たがお母さん
生きて再び帰るなと
言われた言葉が忘られぬ

昨日は戦友が今日もまた
明日はこの身が大陸を
血に染めます お母さん
我が子でかした天晴れと
泣かずに褒めて下さいよ
作詞 武田葛
作曲 佐伯自助

戦いに今日も暮れ行く
眠らんと草の葉敷きて
思い出づ
母の背は温かなりき

日の丸も富士の高嶺も
仰ぎしは母の背なりき
思い出づ
母の背は円やかなりき

母の背に育ちし子等の
外つ国にありとは知らず
思い出づ
母の背は柔らかなりき

大君の御為に散れと
母が言 常に忘れず
幻の母 仰ぎ明日も進まん
作詞 真木一葉
作曲 佐々木俊一

髭に未練はないけれど
長い苦労を共にして
戦地で生やしたこの髭を
ムザムザ剃るのは 情けない
と言うてこのまま置けもせず
さてどうしたものかしら

剃ろかこのまま生やそうか
思案する度可愛いなる
撫でりゃなおさら可愛いなる
女房に便りを出してから
剃ろか 生やそか思案橋
さてどうしたものかしら

部隊長でも伍長でも
髭に未練はあるらしい
撫でてニッコリ笑い顔
俺が戦死をした時は
髭で見分けをつけてくれ
てな嬉しい部隊長

手柄話をしてる時
ちょいと掴んだこの髭で
国の親父を思い出す
無事か達者か今頃は
僕の夢でも見てるだろう
見せたいね この髭を

髭は髭でもこの髭は
伊達に生やした髭じゃない
御国に務めた武士の髭
国の女房に見せたいね
ほろり泣いたよ一雫
髭武者が髭武者が

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