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陸・海軍礼式歌
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作詞 野村俊夫
作曲 古賀政男

赤い夕陽が野末に燃える
ここはシベリア北の国 
雁が飛ぶ飛ぶ日本の空へ 
俺もなりたやあああの鳥に

月も寒そな白樺かげで 
誰が歌うか故国の歌 
男泣きする抑留暮らし
いつのいつまでああ続くやら

鳴いてくれるなシベリア鳥 
雲を見てさえ泣けるのに 
せめて一言故郷の妻へ 
音便たより頼むぞああ渡り鳥
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作詞 松島慶三
作曲 長津義司

既にハワイの開戦に 
敵艦隊を撃滅し
意気天を衝く皇軍は
早くもマレーの敵を呑む

極月十日朝まだき
暗雲迷う南海に
見張り厳しき潜水艦
敵の出動報告す

すわ好敵と勇み立ち
翼を連ねてまっしぐら
海の大鳳進撃
忽ち起こる大海戦

飛び散る砲火何のその
命を懸くる急降下
落す魚雷や爆弾に
天軸砕け海震う

大爆発の黒煙
見よやレパルスウェールズの
驕れる姿敢え無くも
炎と燃えて沈み行く

東亜の急を救わんと
懸軍万里の健気にも
押し寄せ来たる英艦隊
ただ一戦に砕けたり

皇師堂々征く所
東亜に暁の雲栄えて
凱歌轟く太平洋
今は刃向う敵も無し
作詞 得丸一郎
作曲 竹岡信幸

目覚し今日の戦況を 
新聞記事で読みながら 
将士を偲び字が霞む
ああ感激のこの涙 
御国の為に身を賭した 
御身が何で忘らりょか    

歓呼渦巻く駅頭で 
日の丸振って見送った 
雄々しい姿目に残る 
ああ凱旋は声も無い 
貴方の犠牲あればこそ 
戦地に薫るこの大捷

真先駆けた突撃に 
流した朱の血の色を 
白衣の袖に偲ばせる  
ああ軍功の傷痍章 
貴方の傷は東洋の 
平和を築く手柄傷

夕陽の彼方大陸に 
戦火はなおも続く時
遥かに遠い大空を 
ああ仰いでは今日もまた 
将士に感謝捧げつつ 
銃後を護るこの心
作詞 佐藤惣之助
作曲 大村能章

雲か煙か長城か
黄昏遠き幾山河
戦い止んで城壁に
今宵七日の月細し

城郭に登りて見渡せど
戦線十里敵も無く
夜風にそよぐ高梁に
戦友が歩哨の影法師

遠く聞こえし吟声も
いつしか止んで秋風に
更けゆく西の空遥か
哀れ一棹雁の声
作詞 松島慶三
作曲 鹿倉丑松

バイアス湾の朝ぼらけ
どっと揚がれる吶声は
海を覆いて攻め寄する
我が皇軍の上陸ぞ

弦月西に傾きて
潮打ち騒ぐ湾頭に
早くも立つる日の御旗
大空制す海軍機

電光石火疾風の
野辺を掩いて行くがごと
東に北にまた西に
見よ精鋭は進み行く

慌てふためく敵軍を
ただ一撃に打ち破り
東州県も攻め取りて
広九線は遮断せり

炎熱今は何のその
目指す広東幾百里
空荒鷲の羽ばたきに
広野無人の追撃戦

上陸以来旬日の
日数も経たぬこの夕べ
先鋒巳に衝いている
凱歌に震う広東城

ああ西南の要衝と
誇る敵地も攻め取りぬ
漢口今何物ぞ
白雲山に雲早し
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