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陸・海軍礼式歌
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作詞 徳土良介
作曲 能代八郎

音信ありがとお母さん
僕も戦火にやつれたが
何の闘志が怯もうか
これでも一個の男子です

敵の漢口踏みにじり
見事手柄はしましたが
水も飲まずに二日半
生きて来たのが不思議だよ

写真見てくれお母さん
僕が陥した軍政府
遥かに霞む草原は
敵が死守した飛行場

手品やります歌もやる
支那の子供のあどけなさ
お手々繋いでカキクケコ
僕は先生得意です

消灯ラッパが鳴りました
僕も故郷は恋しいが
逆徒百万ある限り
進軍しますどこまでも
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作詞 野口雨情
作曲 佐々木俊一

米は山程俵に積んで
揃て村中ソラ送り出す
やれさこれさササ送り出す

誰も嬉しい刈り入れ頃に
さっさ積み込めソラこの馬で
やれさこらさこの馬で

米の出来栄えこの田上の
空じゃ天道様ソラ穏やかに
やれさこらさササ穏やかに

野山穏やか馬さえ嘶いて
米を運んでソラ急ぎ行く
やれさこらさササ急ぎ行く

米が当れば野山の草も
赤く実が生りソラ色が付く
やれさこらさササ色が付く

米は豊かに黄金に実り
俵眺めてソラ晴れ晴れと
やれさこらさササ晴れ晴れと
遺書 井上千代子
作曲 寺敷憲

私の御主人私は
嬉しく嬉しく胸迫り
何と御祝い御喜び
申し上げていいのやら

明日の出征に先立ちて
嬉しくこの世を去りまする
今後の事は何一つ
御心配り給わずに

私及ばずながらにも
皆様御守り致します
御国の御為の働きを
願いまするは之ばかり

貴朗様の御蔭にて
私は今日まで幸福に
楽しく過ごさせ頂きて
何と御礼を申してや
作詞 大岡博
作曲 佐々木俊一

戦友よ目を上げて見よ
雪の山野をひた走り
雄叫び高く風を呼ぶ
血潮の旗だ日の丸だ

北は万里の長城に
返す木魂は万歳の
黄河の波も湧き上がる
正義の声だ勝鬨だ

空に荒鷲地に戦車
後より続く肉弾の
關を作って突っ込めば
何のトーチカ十重二十重

雨と霰の敵弾に
真っ先駆けて突撃の
飛沫を挙げたクリークも
日の丸立てて船が行く

敵が最期の南京に
晴れの入城 靴の音
紫金山下に駒停めて
霜に翳すや日本刀

黄河の敵もなり潜め
太原城の包頭に
亜細亜は朝だ夜は明ける
五億の民に夜は明ける
雪の戦線氷を踏んで
護る兵一万騎
すわや寄せ来る不逞の輩
乱れて弾の雨霰
馬は倒れる心は逸る
手綱持つ手は血の氷柱

鉄の兜に雪降り積んで
堪ぬ寒さの武者震い
捨てる生命に未練はないが
温い焚き火がしてみたや
両手擦って息吹きかけて
握る筒先凍傷の傷

死なば共にと誓いし戦友と
寒さ凌ぎの抱き寝合い
雪の褥に氷の枕
被る外套に夜の霜
寝覚めがちなる露営の夢を
月は冷たく顔に照る

夜半の嵐にふと目を覚ましゃ
明日も冷たい雪模様
昨日届いた故郷の手紙
雪の明かりに透かして読めば
恋し便りは母御の筆で
御国の為死ねとある

どうせ命は捧げた身ゆえ
白い襷も二度三度
死ぬる覚悟で吶喊すれば
武運拙く怪我もせず
熱い情けの慰問の真綿
恥を知れよと身に染みる
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