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陸・海軍礼式歌
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作詞 紫野為亥知
作曲 大村能章

故郷出でて一年を
戦の庭に起き伏して
また襲われぬ熱地獄

大地は灼けて目は眩み
火の砂燃えて面を灼く
沈黙の息の凄まじや

痩せたる馬の項垂れて
吹く汗白く塩と凝り
砲車は灼けて触れ難し

頼む水筒既に枯れ
命の水の一菊を
求むる家の当ても無し

去年の夏は長城に
敵も味方も渇き果て
谷間の水を争いぬ

縦隊厳と声も無く
雄図の誓い踏み締めて
遥かに睨む武漢の地
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作詞 西岡水朗
作曲 大村能章

男一度腹を決め
故郷離れて来たからにゃ
末はどうでも大陸の
露と消えたい心意気

実る高梁広野原
鍬を片手に振り仰ぎゃ
雲と自由の住むところ
赤い夕陽も懐かしや

暮れりゃ野末のパオの中
燃えて出る友として
酌むは命の高梁酒
酔うて詩吟の一鎖
作詞 南條歌美
作曲 鈴木哲夫

翳す御旗に敵影さえも
消えて音無き陣営に
今宵七日の月浴びて
誰が吹くやらあの笛よ

銃を枕に夢路を辿る
戦友を守りて我一人
歩哨する身の胸に沁む
甘く哀しきあの笛よ

響く調べに想いは巡る
遠い故郷の水車小屋
蔭に笛吹く老いし父
涙誘うかあの笛よ
作詞 佐藤惣之助
作曲 田村しげる

水に灯の点く上海に
君と遥々帰り来て
過ぎし戦の夜を偲ぶ
ガーデンブリッジの
ああ青い月

バンド伝いに街に出て
戻りゃ仄かなウースン路
尽きぬ思いの水の面に
遠いジャンクの
ああ船灯り

乙女心に見る夢の
胸の白薔薇誰ゆえに
濡れてほろりと散りかかる
ガーデンブリッジの
ああ夜半の月
作詞 渋谷白涙
作曲 末次次郎

やくざ気質をすっぱりと
砲煙弾雨に洗われて
ほんとの男になれました

僕も男だ大和魂
挺身報国決死隊
見てくれ肩の白襷

故郷の親御に一目でも
忠勇無双のますらおに
なれた姿を見せたいな

男二十五桜花
軍旗の下に万歳と
笑って散るなら本望さ
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