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陸・海軍礼式歌
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作詞 南條歌美
作曲 山下五朗

紅い夕陽に照らされて
広野を北に何百里
最前線に銃を執る
任務は重し警備兵

蒙古颪が何であろ
皇国に捧ぐこの体
胸には滾る愛国の
至誠に燃ゆるこの血潮

強き覚悟の眉を上げ
歩哨に立てば目も遥か
国境線の朝風に
靡くは君が日章旗

ここぞ男の死に所
戦闘帽は血に染もと
平和の光差すまでは
一歩も退かぬ大和魂
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作詞 門田ゆたか
作曲 杉山長谷夫

狭霧に滲んで街に紅い灯が点れば
心に浮かぶは忘あっれぬクーニャンの瞳よ
你来々你来々蘭の花香る窓に
你来々你来々今日も訪れを待つよ

指折り数えりゃ青い星影は九つ
馬車は七度並木路に鈴の音を消したよ
你来々你来々頬にゃ数知れぬ涙
你来々你来々一人待ち侘びている

朧霞んだ月にすすり泣く胡弓の
調べも哀しく風に寄せて
你来々你来々黄金の耳飾り付けて
你来々你来々夢に見て待っているよ
作詞 宇野美樹
作曲 長津義司

紅い夕陽に熱砂を浴びて
駒は嘶く国境
鈴も途切れに行くキャラバンの
後姿が目に沁みる

可愛いクーニャン胡弓を抱いて
どこへ行くやら町外れ
渡り鳥より一足先に
来たぞ台地に秋が来た

夜の円居は海山越えて
故郷の噂に花が咲く
意気を鼓舞して盃酌めば
月も微笑む高梁酒
作詞 内田つとむ
作曲 島田逸平

霧が降る街を一人帰る夜は
なぜか侘しい乙女の心
繻子の小靴に踏む足さえも
いつかほろりと乱れがち

窓に流れるギターの調べに
金の耳輪が仄かに揺れる
濡れた睫に憧れ秘めて
夢を見るよな黒い瞳よ

誰が捨てたか赤い薔薇の花
濡れて萎れて涙の花か
呼んでいるよなあの窓の灯に
更けてハルピン霧が降る
作詞 門田ゆたか
作曲 阿部武雄

蘭の花咲くあの頃よ
皆昔の夢だけど
なぜか今でも忘られぬ
濡れた瞳に浮かぶのは
山の彼方の白い雲
恋し故郷アア

蘭の花散るその頃にゃ
別れ別れに北南
どこでどうしているかしら
涙流して名を呼べば
風に高梁鳴るばかり
愛しメイメイアア

蘭の花なら春毎に
咲いて楽しい日もあろが
乙女心のやるせなさ
沈む夕陽に影さえも
長い胡弓のすすり泣き
鳴くな夜鳥アア
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