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陸・海軍礼式歌
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作詞 吉江伯方
「青年日本の歌」の譜

草木も鎮み風も止み
ただ平伏して玉音を
涙で拝せし八月の
想いは滾る十五日

難き袂を分かちつつ
東と西に別るとも
五つの誓い護り持ち
荊の道を耐え行かん

ああ我こそは御垣守
御国の楯と勇みつつ
出でし故郷の地に潜む
我は忘れじこの恨み

干伐も凍る冬の夜や
金石溶くる夏の日に
砥ぎ来し剣と我が魂の
光を放つ時はいつ

光輝く日の本を
妖雲いかに覆うとも
見よ東天の一角の
切れ目を我は見逃さじ

今神州に吹き荒ぶ
塵風いかに高くとも
時来たりなば咲かんかな
振武の台の若桜
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作詞 高橋掬太郎
作曲 北村輝

島は数々思いは一つ
同じ日本の旗の下
南洋良いとこ常夏島よ
千里黒潮風が吹く

鳩が鳴いたよアバイの屋根で
誰に来いとの合図やら
南洋良いとこ赤道直下
実るこの実も黄金色

止めちゃならない今朝出る船を
男度胸の漁り船
南洋良いとこ宝の島よ
花は真紅の佛桑華
作詞 サトウハチロー
作曲 古賀政男

咲いた桜か 桃の花
薄く湛えた 紅の色
飽かぬ眺めも その筈よ
大和乙女の 胸の色 胸の色

菖蒲咲く日に 水の面を
翳め翳めた 燕くらめ
南南の あの方へ
今宵手紙を 杜若 杜若

散らし紅葉に 照る夕陽
茜差したか 我が思い
月を翳めて 飛ぶ雁に
嬉し御無事と 菊便り 菊便り
作詞 西條八十
作曲 中山晋平

故郷の母恋し 朧月夜
哀れ果て無き 旅の空
思い出づ 爐の辺
我を侘びて いかにおわします

懐かしの子守 優し御声
哀れ仄かに 耳にあり
故郷の 丘の上
愛し母よ いかにおわします

旅の子の夢悲し 覚めて思う
哀れ千里の 空の果て
月見れば 涙落つ
恋し母よ 永久に幸くませ
作詞 朝倉安蔵
作曲 古関裕而

空に瞬くあの星は
母の瞳か眼差しか
膝に縋ったその折に
腕に抱かれたその度に
いつも仰いだ あの瞳

晴れの戦に鉾執りて
今日も飛び立つ飛行基地
群がる敵の只中で
飛び込む時も後ろから
じっと見つめて勝てと言う

敵の砦を打ち砕き
いざ突撃のその時も
心の奥に囁いて
しっかりおやりと母の声

故郷遥かに幾千里
瞼に浮かぶその姿
醜の御楯と進み征く
ますら武夫の胸深く
母も戦の庭に立つ
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