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陸・海軍礼式歌
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作詞 小川作之助
作曲 旗野十一郎


祝えよ祝え皆祝え
我が征清のますらおは
勢いは破竹も啻ならず
無人の境を行く如く
海に闘い艦を捕獲
陸に戦い陸を掠取
日々に広まる占領地
西にも東も新日本
四辺目映き旭の御旗
帝国万歳万々歳
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朝鮮元来姑息にて
進取の気象更になく
文事武備とも衰えつ
ただ浮き草の風任せ
中に閔氏金氏とて
二門の軋轢日に蒿じ
遂に金氏の倒れつつ
今は閔族漫こりて
濫に弄する政権に
忠臣義士は獄に泣き
妄人汚吏の時笑顔
民の塗泥に苦しむを
救う心の一揆兵
東学党とは名づけたり
筵の旗に竹の槍
勢い破竹の如くにて
韓兵これを防ぎしも
容易に鎮定せぬのみか
益々烈火の猛勢に
かえって韓兵敗を取り
政府は殆ど累卵の
危機一髪に迫りけり
然れば閔族一門は
先ず取り敢えず隣国の
清に向かいて援を請う
これぞ日清戦端を
開く基となりたりし
進めや進め我が兵よ
今我が国の外交は
問題種々い分るれど
日韓事件に加ぞなき
そもそも韓国は我が国の
関門城壁外ならず
思えば神功皇后や
豊臣時代の昔より
関係深き国なるぞ
今この国の独立を
保護し置かずば将来に
国の大事や起るらん

見よや清国チャンチャンが
無名の兵を率い来り
談判終に整わで
ここに戦端開けたり
進めや進め我が兵よ
海外諸国の大舞台
出でて功名博するは
これ千載の一遇ぞ
この機失する事なかれ
年来久しく鍛えたる
大和男子の日本刀
切れ味見するはこの時ぞ
名分正しきこの戦
正々堂々勇み立ち
天地に恥ずる事ぞなき
今に蛆虫チャンチャンを
千里の外に打ち払い
朝鮮国を盛り立てて
義気ある国と千歳の
下に誉れを流すのは
大戦するは始めてぞ
国の栄辱定むるも
日本の国威を八紘に
輝かすのもこの一挙

進めや進めわが兵よ
山をも崩す大砲も
我が戦勝の祝砲と
思えば大砲何のその
弾丸飛びて雨をなし
鮮血流れて川なすも
我が戦勝の血祭りと
思えば弾丸何のその
進めや進め我が兵よ
敵の亡ぶるそれまでは
死すとも退く事なかれ
御国の為なり君の為
死すとも退く事なかれ
作詞 立松莵也


染むる木の葉も秋風に
散りて村々村時雨
来る初雁や声勇み
故郷遠く進みたる
我が軍隊は鬼神も
怖ずる計りの勇威にて
鳳凰城へ押し寄せぬ
敵は照る日の旗章
見ると斎しく戦わで
皆落ち散りて跡もなし
分捕る大砲五十門
巨弾は凡そ三万余
二千余挺の小銃と
二百万の弾丸を
取りて目出度い勝ち戦
取りて目出度い勝ち戦
作詞 梅村癡耕


頃は七月末つ方
茜指す太陽に朝霧も
晴れて身に染む朝ぼらけ
我が帝国の軍艦は
朝鮮国の岸近き
豊島沖へ掛かりけり
あある所へ向かうより
支那の軍艦寄せ来たり
物をも言わず我が軍に
切って放せし弾丸は
雨か霰かほとばしる
浪の飛沫か降る雹も
斯くやと計り思われぬ
あある卑怯の挙動を
事ともせざる我が艦は
咄嗟の隙に軍備なし
浪の白泡蹴上げつつ
敵艦目掛け砲撃す
その凄まじき勢いに
主客所を異になし
卑怯が常の清艦は
船足早く逃走す
行くをやらじと追い掛ける
我が軍艦と老朽し
敵の船との挑合い
いかで相手になるべきか
清兵千五百人
乗せて来りし敵艦は
ただ一弾に沈められ
清国一と聞こえある
操江號は我が方に
捕獲されたる不始末の
原因は自ら招きたる
禍なれば是非もなし
東半球の大陸に

我が大国に及ぶもの
無しと誇りし清国が
海の隅なる一孤島
日本国に打ち負けし
その見苦しき敗北は
西の隅から東なる
国の果てまで伝わりて
世界万国万国の
物笑いぞとなりにける
朝日に匂う桜花
日本国に比べては
国大なれど清国は
総身は知恵の回らざる
弱虫なれば是非もなし
獨活の大木彼の国は
今に日本の属国ぞ
今に日本の属国ぞ

進めや進め諸共に
支那の都は進み入り
我が日の本の威を示せ
我が日の本の威を示せ
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