陸・海軍礼式歌
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2024/11/28 (Thu)
塹壕塹の夢
作詞 西條八十 作曲
中山晋平
雪の満州の露営の床で
とろり見ましたお前の夢を
可愛いお前に丸髷結わせ
二人楽しい故郷の生活
ほんに見ました私もとろり
恋しあなたと塹壕住居
寝顔眺めてあなたの軍服の
袖の綻び縫う夜の夢を
夢が覚めれば降る弾丸雨飛
高梁畑に夕日が落ちる
遠く鳴る鳴る進軍喇叭
男五尺の血が躍る
待ってますぞ恋しいあなた
姿見えねど心は通う
燃ゆる想いで満州の雪も
溶けてまた逢う嬉しい春を
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2007/12/11 (Tue)
1932(昭07)
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塹壕塹の夢
作詞 西條八十 作曲
中山晋平
雪の満州の露営の床で
とろり見ましたお前の夢を
可愛いお前に丸髷結わせ
二人楽しい故郷の生活
ほんに見ました私もとろり
恋しあなたと塹壕住居
寝顔眺めてあなたの軍服の
袖の綻び縫う夜の夢を
夢が覚めれば降る弾丸雨飛
高梁畑に夕日が落ちる
遠く鳴る鳴る進軍喇叭
男五尺の血が躍る
待ってますぞ恋しいあなた
姿見えねど心は通う
燃ゆる想いで満州の雪も
溶けてまた逢う嬉しい春を
2007/12/11 (Tue)
1932(昭07)
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▲
四季の満州
作詞曲 伊藤丈吉
春の満州に桜はないが
咲いた菜の花
町長が二つ
結び飛交う麗らかさ
恋に変わりはありません
夏の満州に焼け付く光
時に蒙古の
風さえ襲う
砂や暑さは厭わねど
鬢のほつれが気にかかる
秋の満州は空澄み渡り
高梁実る
万里の平野
ただ観る月の影一つ
何で浮世がままならぬ
冬の満州は何でもないが
惚れたお方と
別れる時は
泣いて血を吐く不如帰
いつまた逢うやら逢えるやら
2007/12/11 (Tue)
1929(昭04)
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▲
従軍記者の唄
松村又一 陸軍戸山学校軍楽隊
満蒙風雲急を告げ
皇軍苦闘討伐の
砲煙弾雨戦績を
探り母国へ報道の
任務は重し身は軽し
若き筆士は健気にも
慈愛の父母や同胞を
捨てて新聞報国の
血染めの鉄筆肉弾に
従軍記者の腕は鳴る
思えば悲し戦陣に
賭くる使命も事なかば
哀れ匪賊の襲撃に
翼折られて羽ばたきも
飛べぬ無念の満州路
恨みは尽きぬ高梁の
火煙に憤怒生き不動
流るる血潮に肉魁は
永遠に残りて満蒙の
土とはなりて護るべし
2007/12/11 (Tue)
1932(昭07)
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▲
殖民の歌
万世一系比いなき
皇尊を仰ぎつつ
天涯万里里野に山に
荒地拓きて敷島の
大和魂を植うるこそ
日本男児の誉れなれ
北海の果てに樺太に
斧えつ入らざる森深く
北斗輝く蝦夷の地に
金波靡かぬ野は広し
金剛聳ゆる桂林に
未墾の沃野我を待つ
峻嶺衝く新高の
芭蕉の葉陰草繁る
広漠千里満蒙の
地平の果てに夕日は赤く
興安嶺の森暗し
いざ立て健児いざ行かん
高鳴る胸の血潮もて
紅染めし日章旗
高き理想と信仰の
御旗翳して我行かん
東亜の天地黎明の
晨を告ぐる鐘ぞ鳴る
2007/12/11 (Tue)
昭和前期(満州事変)
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